プロが解説!フローリングが床鳴りする4つの原因とその対策について

床鳴り

フローリングの床鳴りは、リフォーム業者さんでも原因を特定するのがとても困難な場合が多いです。

床鳴りには大きく分けて4つの原因があり、その中でも細かく原因があります。

その原因がわかれば、張り替えせずに補修で済む場合もありますので、今回は床鳴りの原因について詳しく解説いたします。

床鳴り対策は自分で行うべき?業者に頼むべき?

滑る床

床鳴りは大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれ床鳴りの度合いによっても対策が変わってきます。

  1. 【タイプ1】フローリングがこすれて鳴る床鳴り
  2. 【タイプ2】フローリングをとめている釘が鳴る床鳴り
  3. 【タイプ3】フローリングが浮いて鳴る床鳴り
  4. 【タイプ4】下地の不具合が原因の床鳴り

ページ後半では更に詳しく解説しますが、まずは簡単に床鳴りのタイプ別に原因や対策を解説します。

【タイプ1】フローリングがこすれて鳴る床鳴り

フローリングがこすれることによる床鳴りは、フローリングの継ぎ目に、床鳴り専用のきしみ防止材を注入することで直る可能性があります。

このタイプの床鳴りは、1年中なっているわけではなく、季節や気候によって鳴ったりならなかったりします。

軽度の床鳴りは、空調の使い方や換気を改善することで鳴りやむこともあります。

【タイプ2】フローリングをとめている釘が鳴る床鳴り

フローリングを留めている釘が原因の床鳴りは、フローリングや下地の木が痩せて起こる床鳴りと、釘が下地の何かに干渉している場合もあります。

このタイプの床鳴りは、フローリング材に問題があるのか、使用した釘やステープルに問題があるので、特殊な接着剤を注入し固定したり、原因となる釘を抜くことで改善されることが多いです。

表面に注入穴や釘を抜くための穴が開くことになりますので、表面を綺麗にリペアする技術が必要です。

【タイプ3】フローリングが浮いて鳴る床鳴り

フローリングが浮いて鳴るタイプの床鳴りは、下地が問題なのか、フローリングを留めている物が原因なのかは、床鳴りの音と言うよりも踏んだ感覚で判断することが多いです。

浮いていることが原因で鳴る場合は、特殊な接着剤注入したり、表面にビスを打ち固定する事で鳴りやみますが、浮いてしまった原因を特定しなければ再び鳴ってしまう可能性があります。

こちらも、表面に注入穴やビス穴が開くことになりますので、表面を綺麗にリペアしなければなりません。

【タイプ4】下地の不具合が原因の床鳴り

下地の不具合が原因の床鳴りは、他の床鳴りタイプが複合的に起こる可能性が最も高いです。

例えば、下地に問題があることで、フローリングが擦れたり、浮いたり、釘が鳴ったりすること全てが起こることもあります。

しかし、下地が腐食している事が明確であれば、フローリング表面から直すことは難しいので、フローリングの張り替え及び下地の補修が必要です。

自分で直せる床鳴りと業者に頼むべき床鳴りの見極めが肝心

床鳴りは、自分で直せる簡単なものから、専門の業者さんに頼まなければならないものまであります。

自分で補修する場合、市販の注入剤で直すことで、費用を削減できますが、間違った方法でフローリング張り替えに発展してしまった事例もあります。

また、床を少し知っている業者に依頼したことにより、簡単な床鳴りにもかかわらずフローリング張り替えにさせられた事例もたくさんあります。

まずは、「自分で直せるのか?業者に頼むべきなのか?」をしっかりと見極めなければなりません。

自分で直せる床鳴り

フローリングの継ぎ目が擦れている場合は、市販で売っている床鳴り防止剤(きしみ止め)で直すことは可能です。

しかし、簡単に直る床鳴りは、湿気や乾燥によるフローリングの伸縮の可能性が高いです。

家具の配置変更や換気を改善すれば、床鳴り専用の注入剤などが必要ないこともあります。

業者に頼むべき床鳴り

フローリングを貼るための釘など固着具系床鳴りや、フローリングの浮きなど施工不良系の床鳴り、下地の問題による床鳴りなどは、基本的な構造を理解していないと直すことは難しいです。

また、フローリングに穴を開けて注入し固定する方法、戸建ての場合は床下に潜って下地を補修する方法なども、難易度が高い床鳴りです。

いずれにしても、失敗してしまうと床鳴りが止まらない上に、フローリングや下地を害してしまう可能性があります。

床鳴りは専門業者でも原因を特定する事が難しい事が多いので、自分で色々試すよりも床鳴り専門業者に依頼することをおすすめします。

優良な床鳴り専門補修業者を探すのはとても難しいのが現状です

床鳴りを直すには、床鳴りに関する専門知識や補修経験が豊富な補修業者さんを見つけることが大切です。

なぜなら、業者でも直すことができない難易度が高い床鳴りがたくさんあるからです。

しかし、優れた床鳴り補修専門業者は全国的に見てもとても少ないです・・・

軽度の床鳴り補修業者は比較的簡単に見つかる

フローリングの擦れなどが原因の軽度の床鳴りは、目地に隙間をあけたり、特殊な液体を流し込む補修方法ですので、どの業者でも簡単に補修できます。

この程度の床鳴りなら、あまり知識がいるわけではありませんので、補修業者も比較的簡単に見つけることができ、床鳴り問題は解決するでしょう。

しかし、軽度の床鳴りは簡単に止める事が出来ますが、再発する可能性が最も高い床鳴りです。

床鳴りは止まっても、なぜ鳴ったのか原因がわからない業者が多いので、何度も床鳴り補修費を払う事の無い様に、しっかりした業者を探し依頼すべきです。

重度の床鳴り補修業者は簡単に見つからない

重度の床鳴りを補修できる業者さんは、多くの経験から様々なケースの床鳴りを学んでいますので、一般的に直らないと言われた床鳴りも直す事が可能です。

ですので、「床鳴り補修の実績が少ない補修業者=直せる床鳴りの種類が少ない」と言うことになります。

また、重度の床鳴りは、音を止めることだけが目的ではありません。

フローリングを留めている釘が原因の重度の床鳴りや、下地が原因の床鳴りは、対象箇所を固定するために接着剤を流し込む穴を開けて床鳴りを補修します。

床鳴りを止めることだけが目的ではなく、穴をあけたことがわからないような綺麗な補修をしなければならないのです。

高度な技術が求められることから、全国的に見てもかなり少ないでしょう。

業者によっては直せない床鳴りが多く、トラブルも多い

簡単な床鳴りを直すことができる業者はたくさんいますが、難しい床鳴りの場合、殆どの業者は「床鳴りの原因がわかりません・・・」となります。

仮に床鳴りを止めることができたとしても、開けた穴の補修が汚い業者ばかりですので、後々トラブルに発展することがあります。

結局、高い料金を払っても床鳴りは止まらず、フローリングに補修穴で傷付けに来ただけという事も少なくないので、しっかりとした補修業者選びに注意しなければなりません。

床鳴りを確実に止め、仕上がりも綺麗に直せる業者はとても少なく、専門業者探しはとても難しいです。
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大きく分けて4つある床鳴りの原因を詳しく解説!

マンション床鳴り

  1. フローリングがこすれて鳴る床鳴り
  2. フローリングをとめている釘が鳴る床鳴り
  3. フローリングが浮いて鳴る床鳴り
  4. 下地の不具合が原因の床鳴り

それぞれ詳しく床鳴りの原因について詳しく解説していきましょう!

フローリングがこすれて鳴る床鳴りの原因を詳しく解説

フローリングの床鳴りで一番多い原因は、フローリングと何かがこすれていることです。

サネのこすれ、もしくはフローリング同士のこすれ

フローリングには、長い方(長手)短い方(短手)共にサネと呼ばれる凹凸をはめ込み施工されています。

その凸凹は、雄ザネ雌ザネと呼ばれています。サネの形状はメーカーによって様々で、緩かったり硬かったり特長があります。

フローリングの伸縮により、サネ同士がこすれ合って床鳴りする場合と、フローリングの表面同士があたって「ミシミシ、ギシギシ」床鳴りする場合があります。

壁際や突き付け部分のこすれによる床鳴り原因とは?

一般的なマンションのフローリング施工方法では、壁際は2~3ミリ隙間をあけてフローリングを張らなければなりません。

なぜなら、湿度によって伸びてしまうフローリングの逃げ場を確保するために必要だからです。

2~3ミリの隙間をあけても、巾木の厚さ分で対応できるので、縮まった時に露出する心配はありません。

隙間をあけて施工するのが基本ですが、隙間の間隔が狭かったり、最初から壁に付けて施工している場合は、伸びたときに干渉し床鳴りが発生してしまいます。

また、壁際のように隙間を設けず、ピッタリ突きつけ施工をする場所は、特に床鳴りしやすいです。

例えば玄関の上がり框(かまち)や収納家具の下部、ベランダに出るサッシの掃き出し口、床見切りや木枠など。

これらの部位は、接着剤でしっかりと固定しますが、フローリングの伸びによって、あたってしまい大きな床鳴りが鳴ることも多々あります。

軽度の床鳴り原因は湿度の影響が強い

原因の殆どは、施工時には発生せず、ある程度経過してから発生することから、住んでいる環境や換気方法など、湿度の影響だと推測されます。

機密性が特に高いマンションは、戸建よりもフローリングの床鳴り発生頻度が高いです。特に、脱衣場の入口や、共用廊下側の洋室、トイレの入り口など湿度の溜まりやすい場所に床鳴りが発生しやすい傾向にあります。

新築マンションに住んで間もないのに、床鳴りが頻発するのも、マンションならではの床鳴りの特徴です。

床鳴りの中では軽度

フローリングがこすれている床鳴りは、原因特定ができれば一番軽度な床鳴りと言ってもいいでしょう。

お部屋全体がミシミシ鳴っている場合は、補修困難ですが、数か所の床鳴りなら、張り替えずに表面からの補修も可能です。

フローリング同士、もしくは何かとあたっている場合は、目地や付きつけ部にカッターなどで隙間を作り、床鳴り防止材などを流すと止まることが殆どです。

隙間をあけても、きしみ防止材を流しても止まらない場合は、原因が違う所にあると判断できます。ですので、まずはこの方法で治まるかを一度挑戦してみるのも良いかもしれません。

換気方法の改善や家具の配置変更、もしくは濡れ拭き掃除の頻度を変えることで、床鳴りが治まる場合もあります。

フローリングをとめている釘が鳴る床鳴りを詳しく解説

フローリングをとめている釘が原因の床鳴りは、釘が緩んで鳴っている場合と何かにあたって鳴っている場合が考えられます。

とめている釘が緩んでいる可能性

とめている釘が緩んで床鳴りする原因の多くは床暖房上や、陽が強く当たるリビングのサッシ廻りです。

これは、フローリングの過乾燥状態が原因の可能性があり、とめている釘廻りの木がやせてしまい、釘がこすれて床鳴りしてしまいます。

床暖房上では、ウレタンボンドという強力な接着剤を使用し、釘と併用し施工しますが、床暖房の使用頻度が多いお宅は、床鳴りになる可能性が高いです。

現在は、引き抜き強度が強いフロアーステープルという専用の釘でフローリングをとめますが、それでも過乾燥状態が続くと床鳴りしてしまう場合があります。

また、床暖房がらみの床鳴りは、フローリングだけが原因でないことがあります。

床暖房自体をとめているビスが下地と干渉して鳴ることもありますし、下地のベニヤをとめている釘やビスが鳴ることもあります。

このような場合は、床鳴りの音だけで判断するのは熟練の職人さんでないと難しいです。原因が複数ありそうな場合は、床が鳴っている場所に手を当てて、手に伝わる響き方などで判断します。

とめている釘が何かに当たっている可能性

マンションの場合、フローリングをとめている釘が、二重床の支持脚の金属部分(ボルト)にとめた釘があたっている場合も床鳴りがします。

戸建でも下地をとめているビスや釘と干渉してしまうことにより、床鳴りが発生してしまうことがあります。

これらの床鳴りは金属同士の床鳴りのため、音が大きく「ギギッ!」っと特長的な音が鳴り、その場所を踏んだ時に鳴る場合と、踏んだ足を離し元に戻る際に床が鳴る場合があります。

床鳴りの中では重度!

フローリングをとめている釘が緩んでいる原因の床鳴りは、ピンポイントで場所が特定できれば、小さい穴から強力な接着剤を注射器で注入し、緩みを止めることも可能です。

しかし、どの業者さんでもこの方法ができるわけではなく、一部の業者さんしかこの方法をやりませんので、まずは現地調査にて確認してもらいましょう。

釘が干渉している床鳴りは、放っておいても直ることはありません。原因となる釘を取り除かなければなりません。

この床鳴りも、どの場所が鳴っているかの判断がとても難しく、何度も床鳴りの補修をしたことがある職人さんでないと、最小限の補修はできないでしょう。

最小限の補修とは、表面から釘の位置を特定し、最小限の開口で釘を除去してから補修材で綺麗にリペアすることです。

床鳴りの場所が明確に判断できないと、何箇所も穴が開くようになり仕上がりになります。

とても見た目が悪くなりトラブルになる可能性もあるので、張り替えをすすめる業者さんが殆どです。

フローリングが浮いている床鳴りの原因を詳しく解説

フローリングには、釘と接着剤を併用して施工する釘打ちフローリングタイプと、コンクリートに接着剤のみで直接張る、直張りフローリングタイプがあります。

フローリングが浮いている場合に鳴る床鳴りは、それぞれ接着不良の可能性が高いです。

釘打ちフローリングの浮き

釘打ちフローリングの場合は、併用する接着剤の量が少なかったり、適切な場所に塗っていない場合に浮いてくることがあります。

また、フローリングをとめる釘は、225ミリ~300ミリ間隔で打つ決まりがあり、打つ間隔が広い場合も同様の浮きが発生する事もあります。浮きによってフローリングが動き、フローリング同士が干渉して鳴ってしまいます。

遮音フローリングの浮き

コンクリートに直接張るクッション付きの遮音フローリングの場合は、ウレタンボンドのみで施工のため、ウレタンボンドの接着不良が考えられます。

接着不良が起きる原因のひとつは、接着剤を撒いてフローリングを張りつけるまでの時間が長い場合。つまり施工者の技術、施工不良の分類になります。

ウレタンボンドは、床に撒いて空気に触れた瞬間から硬化が始まります。時間が経過したウレタンボンドは、表面の硬化が始まり乾きますので、接着しにくい状態になります。

接着剤を撒いてから張りつけるまでの施工量を把握していない職人さんだと、適切な接着になっていない事も考えられます。

フローリングを張るときの接着剤が、適正に塗られていた場合でも、湿度の影響により引っ張られ剥離してしまう場合もあるので、剥がしてみないと原因の特定は難しいです。

>>遮音フローリングの張り替え業者の選び方!施工不良が多い原因を詳しく解説

床鳴りの中では重度!

フローリングの浮きは、剥がしてみないと原因の特定は難しいですが、小さな穴をあけて専用接着剤を注入し、フローリングの浮きを直すことも可能です。

しかし、クッション付きの遮音フローリングの場合は、注入した部分が硬くなり、歩行感が変わってしまうので違和感が出てしまいます。

張り替えの予算が無い場合などは、この補修方法で大幅に予算を抑えることが可能ですが、歩行感などが変わることを踏まえて検討してみましょう。

下地の不具合が原因の床鳴りを詳しく解説

下地の床鳴り

下地の不具合による床鳴りは、戸建とマンションで違いがあります。

大引き(おおびき)、根太(ねだ)、束(つか)の痩せによる床鳴り

戸建の場合は、フローリングの下地にあるベニヤの下地(床の骨組み)が痩せてしまい、床鳴りになってしまうケースもあります。

湿気と乾燥を繰り返す床下は、少しの施工誤差でも隙間が大きくなり、床がたわんでしまうことがあります。特長は、表面から床が鳴っているというより、少し遠くから音が聞こえる感覚です。

床下に潜れるスペースがあれば、たわみや沈みの原因を特定して、その場所を固定することにより床鳴りがとまることがあります。

二重床の支持脚が原因の床鳴り

マンションの二重床構造は、パーチクルボードとそれを支える支持脚で床下地ができています。マンションによっては、パーチクルボード上にベニヤを張っている場合あります。

二重床の支持脚は、1本1本水平になるようにレベル調整し、レベルが決まったところで専用の接着剤で固定します。

しかし、レベル調整不足で脚が浮いていたり、接着剤を入れ忘れると床鳴りが発生してしまいます。

支持脚が原因の床鳴り音の特長は、「カチャッ!カチャッ!」もしくは「コツッ!コツッ!」などです。

床鳴りの中では最も重度!

このタイプの下地の床鳴りは、床下に潜れない限り表面から直すことはとても困難ですので、フローリング張り替え時に下地の不具合も直すようになります。

下地の不具合は、原因を把握してしっかりと直しておかないと、再び下地が原因の床鳴りが発生します。ですので、原因を追及できる知識がある業者さんにお願いするべきです。

床がフローリングではない場合でも、キッチン下場の幕板が下地のベニヤと干渉して鳴っていたり、トイレの排水管と下地が干渉して鳴っていたり、原因は他にもたくさんあります。

その他カーペット・クッションフロア・畳での床鳴り

床鳴りの原因で一番多いのが、フローリング絡みですが、洋室のカーペットや和室の畳、洗面所やトイレのクッションフロアの床鳴りも解説しましょう。

洋室カーペットの床鳴り原因

洋室のカーペットの床鳴りの原因は大きく分けて2つあります。

捨て張りベニヤをとめるステープルが原因

1つ目は、カーペット下地が木下地でベニヤの捨て張りをとめているステープルが原因です。

カーペットの下地のベニヤ捨て張りは、9ミリベニヤや12ミリベニヤの他に、5.5ミリベニヤを張っている場合があります。

9ミリベニヤや12ミリベニヤは、引き抜き強度が比較的強いスクリュー釘を使用している場合が殆どですが、5.5ミリの場合は、ステープルを使用します。

ステープルは、ホチキスの様なものですので、引きぬき強度が弱く床鳴りしやすい傾向にあります。

5.5ミリのベニヤの場合、ステープルを数多く打たなければなりませんので、施工者によっては数が少なく床鳴りしてしまう場合もあります。

他にも、二重床のレベル調整不足により、パーチクルボードと捨て張りベニヤとの間のたわみ部分でステープルが鳴ってしまう事もあります。

ステープルが原因の床鳴りは、鳴っている箇所をピンポイントで見つけて引き抜き、必要であれば接着剤を注入することで床鳴りが治まります。

他には壁際で鳴っている場合は、グリッパーが原因の可能性もあります。

グリッパーとは、壁際のカーペットを引っかけてとめる、トゲトゲの留め具です。グリッパーを床に固定する釘が擦れて鳴る場合もあります。

捨て張りベニヤの継ぎ目が原因

2つ目は、カーペット下地の捨て張りベニヤの継ぎ目が原因の床鳴りです。

ベニヤの継ぎ目がピッタリ付き過ぎてしまうと、ベニヤ同士が擦れてミシミシと床鳴りしてしまいます。

ベニヤの継ぎ目が原因の床鳴りは、どちらかというと年間を通して鳴っているというよりも、湿度の高い季節に発生することが多いです。

補修方法は、ベニヤの継ぎ目を切って隙間を確保することによって、床鳴りは解消します。

クッションフロアの床鳴り原因

洋室やダイニングのクッションフロアの床鳴りは、カーペットの床鳴りと同様で、ベニヤの捨て張りをとめている釘やベニヤの継ぎ目の可能性が高いです。

しかし、キッチンや洗面所、トイレのクッションフロア下で鳴っている床鳴りは、水による影響が考えられるため下地の腐食も考えなければなりません。

下地の腐食を表面から判断するには、築年数を基に判断し、たわみ具合やカビのニオイなど専門家でないと特定が難しいでしょう。

床鳴りしている箇所のクッションフロアを張り替える際は、必ず下地の補修ができるリフォーム専門店に依頼しましょう。

和室の畳の床鳴り原因

和室の畳自体が床鳴りしてしまう性質ではありませんので、確実に下地が原因と思ってよいでしょう。

戸建ての場合は、先ほど説明しました通り、大引き(おおびき)、根太(ねだ)、束(つか)の痩せなどが原因で、マンションの場合は、二重床下地や際根太が原因です。

畳の場合は、簡単に剥がして下地を検査することが可能ですので、フローリングの床鳴りを直すより比較的簡単に直る可能性が高いです。

ご自身で畳を剥がし、床鳴り箇所が確実に分かるのであれば、長めのビスを打つことによりDIYで床鳴り補修も可能です。

和室の床下には、給水管や床暖房の温水管、ガス管などが通っている可能性もありますので、無暗に刃を入れたりビスを打ってはいけません。

必ず下地に何もないことを確認してからDIYに挑戦しましょう。

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床鳴り補修ではなく、フローリングを張り替えたい!

床鳴りを補修で直すことができれば一番費用が掛らないと思い、床鳴り補修のイエコマをおすすめしました。しかし、対応エリア外だったりマンションなどの集合住宅には対応できないところがあります。

また、20年以上経った色が古くさくなってしまったフローリングや、傷だらけになっているフローリングの場合は、傷補修ではなく綺麗にリフォームしたいという方も多いですよね。

フローリング張り替えで注意すべきこと

フローリングの張り替えリフォームは、以下のことに注意しなければなりません。

  • フローリングの張り替えは会社により技術差が大きい
  • フローリングの張り替えは地域により価格差が大きい

フローリングの張り替えは会社により技術差が大きい

フローリングの張り替えは会社により技術差が大きい

フローリング張り替えは、施工する職人さんの技術の差が激しい業種のひとつです。

値段だけではなく、確かな技術を持った職人さんがいるリフォーム会社に依頼して、何十年先まで見越してリフォームしなければなりません。

なぜなら、安かろう悪かろうのリフォーム会社に、フローリングのリフォームを依頼して、数カ月で不具合が出てしまう事がたくさんあるからです。

フローリングの張り替えは地域により価格差が大きい

リフォーム価格は、地域の相場に左右されることが一般的ですので、お住まいの地域に競合が少なければ少ないほど割高になってしまう傾向にあります。

特にフローリングのリフォームは、洋室1室だけの張り替えでも、10万円~20万円の価格差があります。

フローリングの張り替えリフォームは、]同じフローリング材を使っているにも関わらず、地域によっては5万円~10万円もの差が出ます。

ですので、必ず相見積もりにて値段の比較をすべきです!

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  • 自分で選んだ業者からのみ見積もりをもらえる
  • リフォームのお断り連絡を代行してくれる

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まとめ

今回は、原因がよくわかりにくい床鳴りについて詳しくまとめてみましたが、あなたのお家の床鳴りはどのタイプでしたか?

床鳴りは、業者によって直すことができるものと、業者でも直せないものがあります。

また、床鳴りの原因がわからないまま業者さんの言いなりで、すぐに張り替えになってしまうことも多々あります。

ですので、補修専門業者選びにしても張り替え業者えらびにしても、業者選びは慎重に行うべきです。

軽度の床鳴りで、全面張り替えにならないためにも、まずはご自身で一つずつ調べ、必要に応じて専門業者に相談してみましょう!

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