現地調査での実測での見積書を受け取りましたら、いよいよ1社に絞って実際にリフォームしてもらう業者を決めましょう!
リフォーム業者を決めることは、リフォームが成功するか失敗するか、大きく左右されますのでとても重要な選択です。
もちろん格安な見積もりは、とても魅力がありますし、最有力候補になる可能性が高いと思います。
しかし、単純に価格が一番安いところに決めれば良いだけではなく、担当者の誠実さ、提案力の豊富さ、施工技術や知識などを総合的に判断する必要があります。
一番大事なのは、リフォーム業者選びに失敗しないこと!
見積もりの内容を確認しリフォーム会社を決める際、お値段が最も安いところはやはり一番の決め手になりますので魅力的だと思います。
しかし、お値段以外でも確認した方が良いポイントがあります。
見積もり提出の期限を守れない会社は工期が遅れる
まず、見積書の提出は期限通りに来たかどうかが、重要なポイントです。
そんなに急いでいる工事でない限り、見積書の提出ぐらい数日遅れても影響が無いのでは?と思う方も多いでしょう。
しかし、見積書の提出期限を守らないリフォーム業者は、限られた事に対してルーズです。実際にリフォームを依頼しても、限られた工期(時間)が伸びてしまう傾向にあります。
見積書の提出期限を守れない会社は追加工事が発生しやすい
期限を守らない会社は、複数社の相見積もりの中で当初一番安くても、工事後に結果的費用が一番高くなってしまったという事も、失敗例でよくあることです。
限られた予算の中、リフォームをしなければならないのに、見積もりをし忘れていた項目があったり、工事の複雑さを予見することができなかったりして、追加工事が発生してしまう可能性もあります。
リフォーム業者選びは値段だけではなく、担当者の誠実さ、提案力の豊富さ、施工技術や知識などを総合的に判断して業者を選ばなくてはなりません。
リフォーム業者決定の連絡は、できれば電話よりも直接伝えましょう
相見積もりの場合は、複数社の見積書がそろうまでに時間がかかるかもしれません。
大きな額のリフォームの場合は、なるべく早く比較したい気持ちもわかりますが、1日や2日で大きな額の見積書は中々難しいと思います。
各担当部署や、仕入れ先業者などにも確認しなければならない事もありますので、1週間程度は待ちましょう。
見積書が届きましたら、総合的に判断してリフォーム業者を決めましょう。
しかし、大きなリフォームの場合は、電話ですぐに決定を伝える事ははおすすめしません。
なぜなら、お会いする回数が多くなればなるほど、現状より値引きしてくれる可能性が高くなるからです。
最終的に決定しそうな業者さんに直接会って、御社に決定する意思があるということを伝えましょう。
水廻りのリフォームの場合は契約前にもショールームで確認
リフォーム業者を決めた後は、契約の流れになりますので、契約の前までに最終的な変更がないかどうかをはっきりと決めましましょう。
もし、緊急なリフォームでなく、お時間があれば一度ショールームに行ってみましょう。
見積もり内容に変更がないか確認する
見積書をもらう際、具体的にわかりやすい提案書を一緒に提出してくれるならイメージと違うことは少ないと思います。
しかし、何のイメージも無く数字だけの見積りしか提出しないリフォーム業者の場合は、相違が生じる可能性が高いです。
契約する前に、提案をもらった商品で間違いが無いかを確認したり、キッチンやユニットバスの必要な機能が備わっているかどうかの確認は重要です。
水廻りのリフォームの場合、特にキッチン交換は当初の仕様と変更になることが多いです。
ショールームへ行くことで、よくある変更項目とは?
- キッチンの収納扉ををスライド式に変更
- キッチンやユニットバスの色の変更
- 材質をワンランク上の仕様に変更
ショールームへ行くと、このような変更はよくあることです。裏を返せば、ショールームへ行ってみて変更を掛けるということは、もし行かなかった場合、当初の仕様に満足いかず後悔するということです。
見積もりの変更に遠慮はいりません
何度も見積もりの変更を依頼していると、どうしても申し訳ない気持ちになってしまうこともあるでしょう。
しかし、ここで妥協してしまうと、リフォーム完了後に後悔する可能性が高くなります。
そもそも、リフォーム業者は、作成した見積書が一度で通ると思っていません。ですので、契約前ならばいくらでも見積もり内容の変更が可能ですので、遠慮なくリフォーム会社に伝えましょう。
ショールームでの確認は業者にとっても助かります
リフォーム業者と契約して、商品を発注してしまった後や、工事に取り掛かってから「思っていた色と違う!」とか「この商品ではないと思ってた・・・」などは両者ともに無益です。
契約前にショールームにて再度確認を促す業者は、いちいち面倒な業者なの?と思う方もいますが、むしろお互いに嫌な思いをしたくない様に考えてくれているのでとても親切な業者です。
お断りするリフォーム業者への連絡は必要なのか?
色々な提案を頂き、限界まで値引きをしてくれた業者さんなのに、お断りをしなければいけないのは、本当に言い辛いですよね。
残念ながらご縁が無かったリフォーム会社に、お断りの連絡した方が良いのかというと、やはり1本連絡するというのが常識です。
断った業者さんも力になってくれることがある
今回はご縁が無かったかもしれませんが、将来的に力になってくれる業者さんの可能性も十分にあります。
実際ある話ですが、最初に決めたリフォーム業者さんは、値段が安くても実は工事のトラブルばかりで、リフォームが終わっても全く納得のいかない業者だったということもあるのです。
そのようなリフォームのトラブルに関して知識が無い方は、どこに相談していいのかわからないでしょう。
しかし、前回選ばればかった方の業者さんが、親身に相談に乗ってくれて、結果的には長いお付き合いとなったということもあるのです。
どうしてもお断りのお電話が言いにくい場合は、簡単なメールでも大丈夫ですので、しっかりとお断りの対応をするようにしましょう。
まとめ
リフォーム業者さんを選ぶポイントというのは、お値段だけではなく、施工技術や知識、担当者の誠実な人柄など総合的に判断することが、リフォーム成功のカギとなります!
リフォーム業者さんが決まりましたら、具体的に担当者さんと色々な商品を決める打ち合わせや、工事のスケジュールなど決めていく流れとなります。
打ち合わせの日程調整や希望の工事スケジュールなど、ある程度まとめておくとスムーズな流れになります。
- リフォームの動機をまとめる
- リフォーム業者のタイプを知る
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 現地調査を受け見積書をもらう
- リフォーム業者を決定する(←今ココ)
- 工事の日程調整をする
- 工事当日と完成後の確認検査
- アフターサービスを受ける
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