リフォームをして何日か経過、もしくは数カ月経過すると、施工当初には何もなかったのに、様々な不具合が出始めることもあります。
季節的なことが原因だったり、住んでいる環境などが原因だったりと、住んでいくうちに多少の変化や不具合が起きてしまうことは仕方がありません。
工事が終わってからすぐ起こる不具合は、「欠陥リフォームなのではないか?」「高いお金を払ったのにだまされたのではないか?」など、不安ですよね。
アフターサービスとは、いつどんなことをするのか?
どんなに腕の良い施工業者でも、やはり人が造るものですので不具合が生じてしまうのは仕方がありません。
不具合が起きたのは施工方法が悪いとは限らず、商品の性質的なものが大きく左右する場合も多いのです。
リフォーム工事は取り付けたり、張り替えたりを終えた時点で終了ではありません。アフターサービスの対応も含めて工事完了となります。
アフターケアサービスとはどんな事を主にやってくれるのか?
よくある不具合はどのような事が多いのか?アフターでよくある事例をあげてみましょう。
内装ですと、室内の扉がスムーズだったのに枠に当たるようになってしまったり、フローリングの隙間が目立つようになってきたとか、ギシギシと床鳴りしたりなどが多いです。
細かいところをあまり気にしない方は気付かないと思いますが、壁や天井のクロスの継ぎ目が薄っすら目立ってきたり、若干剥がれてきているところなど、細かいところをあげると本当にたくさんあるのです。
それから、キッチン等の場合は、収納扉の開閉時に音がしたり、スムーズに閉まらなかったりが多い事例です。
アフターはどれくらいの期間をサービスでしてくれるの?
アフターサービスの期間は、各リフォーム業者、各業種別に期限があります。内装などの施工上の保証等は、一般的には2年くらいの期間のものが多く、機器自体の保証等も概ね1年から2年が一番多いです。
また、構造上に関わる工事の場合は、最長10年くらいの保証期間もあります。
あなたが考えているリフォーム工事は、どれくらいのアフターサービスが付いているのかを、必ず見積もりの時に確認しましょう。
業者さんに連絡をしてどんな不具合なのか事情を説明しましょう
リフォーム後の不具合は、良く見ないとわからない程度の軽度のものから、生活に支障が出てしまうような重度な不具合など様々です。
おかしいなと思ったら、すぐに連絡した方が良いのか?それとももう少し様子を見た方が良いのか?
判断が難しいところもありますが、どんなに軽度の問題でも、自己判断せず工事の担当者に連絡を入れましょう。
内装工事などの仕上げに関する不具合なら、急がなくても問題ないと思いますが、水廻りの機器など生活に支障が出る可能性がある不具合は早急に連絡をしましょう。
連絡したとき不具合があったのに、調査当日になぜか調子が良い・・・
アフターでよくある話ですが、昨日まで不具合があったのに、担当者さんが確認に来た日に限って何も起こらないという、アフターケアあるあるがあります。
「先日電話したときは不具合があったのに、来てもらった当日は直っている・・・」
本当によくある話でリフォーム担当者さんもわかっていますので、せっかく来てもらったのに申し訳ない・・・と心配しないでも大丈夫です。
アフターケアの対応が早い業者は優良業者
リフォーム業者は、日ごろから不具合の発生ゼロを目指して頑張っています。
しかし、生活の仕方やお住まいの環境などによって、不具合が起こることがありますので、アフターケア無しで完工というのは、現実的に難しいところがあります。
優良なリフォーム業者とそうでない業者の違いは、アフターサービスの対応がとても迅速かどうかで判断できます。
繁忙期は、どうしても人が足りず、日程調整がが難しく対応が遅くなってしまうこともありますが、ほとんどの優良業者は対応が早いです。
早ければ、その日のうちに担当者と施工者が調査しに来て、即日対応できるものはその場で直します。
一方、対応の悪い業者は、リフォームを受注するためであれば光のごとく早いのですが、お金にならないアフター修理は後回しになり、先延ばしにする傾向があります。
まとめ
リフォームの見積もりがとても安くても、不具合の対応が遅い業者は選ぶべきではありません。
工事後のアフターケアを全く対応してくれない業者もいますので、リフォームに失敗しないためには、アフターに対してしっかり向き合ってくれる業者を選びましょう。
- リフォームの動機をまとめる
- リフォーム業者のタイプを知る
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 現地調査を受け見積書をもらう
- リフォーム業者を決定する
- 工事の日程調整をする
- 工事当日と完成後の確認検査
- アフターサービスを受ける(←今ココ)
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