無垢材で差が付くフローリングリフォーム!無垢材の特長と注意点とは?

無垢材リフォーム

フローリングの張替えリフォームは何度も行うものではないので、できることなら一般のフローリングよりも、ワンランク差が付く無垢材で仕上げたいものです。

しかし、無垢材フローリングって色々種類が多いですし、どんな特徴があるのかよく分からないですよね?

今回はそのような方のために、無垢材フローリングに張替えるリフォームについて、無垢材の選び方やリフォームする際の注意点など詳しく解説します。

無垢材フローリングと複合フローリングの違い

まずは、フローリングの構造について知っておく必要があります。フローリングは、複合フローリングと無垢フローリングに大きく2つに分けられます。

複合フローリングとは

一般的な住宅に使用されているフローリング材は、複合フローリングと言って、合板(ベニヤ)の基材に薄くスライスした天然木を貼りつけたものです。

複合フローリングの天然木の厚さは、0.2ミリ~1ミリに満たない紙のように薄い物ですので、傷に弱く、深い傷を付けると基材のベニヤ部分まですぐに達してしまいます。

天然木の複合フローリングは、傷口から傷みが広がりやすいため、使い方によっては10年程度で張替えを考えなければならない場合も少なくありません。

他にも、特殊な印刷でリアルな木目を再現したオレフィンシート等を張り合わせたシートフローリングという複合フローリングもあります。

シートフローリングは、耐久性やメンテナンス性に優れていて、最近では新築マンションなどに多く使われています。

「シートフローリングってなに?」と言う方は、詳しく解説してある記事がありますので見てくださいね!

>>シートフローリングについて詳しい記事はこちら

無垢フローリングとは

無垢フローリングとは単層フローリングとも言い、全て天然木でできたフローリングです。

暖かみのある材質や傷に強い材質など、木の特性によって様々な特長があります。無垢フローリングは、経年変化が楽しめる床材ですので、長い年月を共にできる一生ものの床材となるでしょう。

UNIとOPC?無垢材フローリングのタイプとは

無垢材には、いくつかのタイプがあり、UNIやOPCなどのタイプによって見た目や値段が変わってきます。

UNIタイプの無垢材

UNIタイプの無垢フローリングは、1枚のフローリング材の中で、いくつか違うピースを合わせて加工したフローリング材です。

例えば6尺(約1818ミリ)のフローリングの場合は、3つ~6つの異なるピースで構成されています。

OPCタイプの無垢材

OPCタイプの無垢フローリングは、継ぎ目の無い一枚もののフローリング材です。

1本の天然木の中で、どうしてもフローリングに使えない部分もある為、貴重な木の場合は、高級床材となり値段が高くなります。OPCのフローリングは、同じ材質に見えても、メーカーによって価格に大きく差が出ます。

UNIタイプとOPCタイプの仕上がり感

OPCタイプの無垢フローリングは、素地の色、節や木目の状態によって仕上がりに差が出ます。

無垢材の色柄に濃い薄いの偏りがある場合、熟練の床職人さんの場合は、一度全ての梱包を解き、色柄を選別してから張る作業をしますので安心です。

しかし、無垢材に慣れていない職人さんですと、一か所に濃い色柄が固まってしまい、見た目が悪くなる可能性もあります。

UNIタイプのフローリングの場合は、いくつかのピースで既にバラつきがあるので、全体を張り終えた仕上がりは、小さいフローリングをたくさん貼ったような感じに見えます。

UNIタイプは、職人さんの腕の良し悪しで大きく見た目が変化することは少ないので安心です。

無垢材フローリングは、サンプルで見たものと実際入荷した色が大きく違う可能性もありますので、許容範囲を広く考えておく必要があります。
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目的別に無垢材フローリングを選ぶ

無垢フローリングの特長である「暖かみがある木のぬくもり」「傷に強くて丈夫」だということを前提に、色柄だけで床材を選ぼうとしている方が多いです。

しかし、「無垢材=暖かみがある」もしくは、「無垢材=傷に強い」というのは間違っています。

なぜなら、全ての無垢材が暖かみや耐久性を兼ね備えているわけではないからです。

無垢材フローリング選びは色柄だけでなく、それぞれ求める無垢材の条件に照らし合わせ選択しなければなりません。

暖かみのある無垢材

暖かみ重視で無垢材を選ぶなら、密度が低い針葉樹の無垢材を選びましょう。

フローリングに使われている代表的な針葉樹は、パイン材(松)やシダー(杉)などです。

針葉樹の無垢材の特徴は、軽くて柔らかいので傷が付きやすいですが、とても暖かみがあり素足の感触も気持ち良いことです。

へこみ傷に強い無垢材

耐久性重視で無垢材を選ぶなら、広葉樹の無垢材を選びましょう。

フローリングに使われている代表的な広葉樹は、オーク(なら)やウォールナット(くるみ科)などです。

広葉樹の無垢材の特徴は、重くて堅いので少し物を落としただけでへこみ傷が付きにくく耐久性があります。しかし、針葉樹の様な柔らかい暖かみまでは、あまり感じることができないかもしれません。

MEMO
オークと楢は、厳密に言うと違う木ですが、フローリング材業界では同類として扱うことが多いです。他にも、国によって正式な呼称が違うものもあります。

無垢材フローリングに張り替える注意点

無垢材フローリングは複合フローリングと違って、フローリング張り替えをする際、注意点がたくさんあります。

特にマンションで無垢材リフォームを検討している方は、しっかりと理解しておく必要があります。

無垢材フローリングに張り替える代表的な注意点は以下のことです。

  • 無垢材フローリングの不具合
  • 無垢材はマンションに張れないの?
  • 無垢フローリングの張替えは厚みに注意
それでは、無垢材フローリングの注意点について、一つずつ詳しく解説していきましょう。

無垢材フローリングの不具合

無垢材は色々な不具合が多く、無垢材にしなければよかったと後悔する方も少なくありません。

特に輸入物の無垢のフローリングは、日本の気候に合わず伸縮が激しいものがたくさんありますので特に注意しなければなりません。

無垢フローリングの伸び

機密性が高いマンションでは、湿気による伸びでフローリングとフローリングがぶつかり合い、突きあげてしまうことがあります。

特に湿気が溜まりやすいマンションの玄関の場合は、伸びによって石の玄関框が欠けてしまった事例もあるくらい、力がとても強いです。

無垢フローリングの縮み

乾燥する季節になると無垢材が縮んでしまい所々隙間が開いてしまします。フローリングがピッタリついていた箇所の玄関框や収納家具部分に3ミリ以上の隙間があいてしまうことは、決して珍しいことではありません。

また、暖房を頻繁に使用する季節は、フローリングの目地が徐々に開いてきて、見た目が悪くなる個所が出ることが多いです。

隙間があいてしまった場合、見た目が悪いからと言ってコーキング等を充てんする方も多いですが、湿気がある季節になると元に戻って充てんした物がはみ出てきます。

湿気がある季節と、乾燥の季節を数年繰り返すことにより、ある程度落ち着く場合が多いので、早期に補修するのは少し考えた方が良いでしょう。

無垢フローリング材によっては、床暖房を頻繁に使用すると、過乾燥で無垢床材の反りやひび割れによる不具合も多いです!

無垢材はマンションに張れないの?

全てのマンションは、防音フローリングにしなければならないと思っている方が多いですが、決してそんなことはありません。

マンションの遮音規定は、下地に依存しているか、仕上げ材に依存しているかです。

二重床構造の場合は、ほぼ施工可能

二重床構造では、二重床(置床)だけで遮音値がとれている場合や、遮音マットを併用して遮音値がとれている場合が多いので、フローリング材にクッションがついている防音フローリングでなくてもかまいません。

ただし、二重床のパーチクルボード上に捨て張りのベニヤを張っていない場合は、適切な仕上がりにならない可能性もあります。

なぜなら、無垢フローリングは、幅が75ミリ~150ミリですので、ベニヤ無しの下地ですと波打ってしまう仕上がりになる場合があるからです。

できればベニヤの捨て張りをした方が平滑な下地になるので、より良いのは確かです。

コンクリートスラブの場合は、殆ど施工不可

防音フローリングが直接張ってあるコンクリートスラブ床ですと、フローリング材のクッションによって遮音をとるために、固いフローリングを使用することができません。

無垢材フローリングを使えないというよりも、無遮音のフローリングが使えないので、複合フローリングでも、クッションフロアでも施工不可ということになります。

専門業者ならできる可能性もある

フローリング専門店の中には、コンクリートスラブ上に、遮音値がクリアできる特殊な防音シートとベニヤで下地を造り、無垢材フローリングでの仕上げが可能なところもあります。

しかし、どんなに優れた特殊な遮音マットで下地を造っても、マンション管理会社自体が騒音トラブルの苦情を未然に防ぐために、既定以外のフローリングは一切認めないというマンションの方が多いです。

マンションの規則を守らず、強引にリフォームをしてしまって、大問題になった事例もあります。必ずマンションのルールは守らねければなりません!

無垢フローリングの張替えは厚みに注意

一般的な複合フローリング材は約12ミリで、マンション用のクッション付き防音フローリング材は約13ミリですので、既存のフローリングから、無垢フローリングに張り替える場合は、厚みに注意しなければなりません。

15ミリの無垢材は断面が見えてしまう

無垢材専門で取り扱う床材メーカーの無垢材は、厚さが15ミリあることが多いので、今までは何も問題なかった場所が出っ張ってフローリングの小口(断面)が見えてしまいます。

厚さが関係してくる場所は、玄関の上がり框や部屋ごとに設けられている床見切り部分で、既存のフローリングとほぼ同じ高さ(段差があっても1ミリから2ミリ)で施工しています。

その場合、下地を削るか、交換しなければ出っ張ってしまいますので、そのままでは綺麗な仕上がりになりません。

また、ベランダの出入り口は、サッシのアルミ部分下にフローリングをのみ込ませているタイプの場合は、15ミリの厚さがある無垢材は入りません。

ベランダのサッシ部分は結露しやすい場所でもあるので、断面から水分が染み込み黒く変色してしまう可能性が高いです。ベランダ以外にも、断面から水を吸ってしまうような場所には、充分気を付けなければなりません。

いずれにしても、厚さの条件をクリアすることができる無垢材であれば、問題なく張り替えることが可能です。

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おすすめの無垢材メーカーはウッドワン

無垢材は海外で製造していることは珍しい事ではなく、無垢材に特化した素晴らしい会社が国内外にたくさんあります。

日本中には知名度があまり無い会社もたくさんありますが、重要なのは会社の知名度ではなく、

どこの国の山林から伐採し、継続的にしっかりと生産管理されていること

F★★★★(フォースター)という基準をクリアした床材を扱っていることです。

MEMO
無垢材の製造で使用する接着剤は、どんなものでも使って良いわけではありません。フォースターとは、ホルムアルデヒド等級規格を表す最高の値です。

安心しておすすめできる無垢材ならウッドワン

フローリングの張替えリフォームで無垢材を選ぶなら、安心しておすすめできるウッドワンです。

無垢材フローリングの厚さは15ミリが多い中、ウッドワンは厚さ12ミリですので、余計な下地調整費用が掛らずリフォームが可能です。

出典 ウッドワン

人や環境にやさしいピノアース

無垢材の特長、木のぬくもりを感じることができるピノアースは、うづくり加工を施していますので、自然な仕上がりになっています。

また、既存のフローリングに重ね張りできる6ミリタイプも人気です。

>>ウッドワン ピノアースはこちら

ウッドワンフローリング

自然のままの美しさを生かしたコンビットソリッド

コンビットソリッドの特徴は、天然オイルと植物性ワックスをブレンドした塗料での美しい仕上がりと、心地よいサラサラの質感です。

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まとめ

無垢材のフローリングについて詳しくまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

無垢材選びは、あなたに合った目的から選ぶことで、後悔しないリフォームになります。しかし、どんなに良い無垢材を選ぶことが出来ても、施工業者が優れていなければ台無しなってしまいます。

無垢材フローリングの施工業者を見つけるには、複数社の相見積もりにより値段や施工実績を比較することが大切です。

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