キッチンや浴室などの水廻りリフォームをするのに、一度も商品を見ずにリフォーム業者の言うままに依頼してしまう方は、リフォーム後に後悔しやすい傾向にあります。
いつリフォームするかまだ何も決まっていなくても、どんなものがあるのかイメージをつかむ事が大切ですので、お近くのショールームへ見学に行くことをおすすめします。
今回は、ショールーム見学行くとどんなことがわかるのか、ショールームに行く前に準備することなどについてまとめてみますので、参考にしてください。
目次
ショールームに行くとどんなことがわかるの?
水廻りのリフォームは高額になりますので、「色がイメージと違った・・・」「思ったよりも高さが合わず使いにくい・・・」など、後悔しない様にしなければなりません。
機能や使いやすさやが実感できる
ショールームに行くことで、今使っているものとの機能の差や使いやすさの差などがわかります。
例えば、キッチンの収納が開き戸とスライドタイプでは、収納スペースの差や使い勝手がわかるようになります。
また、ご自身に合うキッチンの高さを体験することにより、料理のしやすさや吊り戸棚の使いやすさなどイメージが実感できるでしょう。
自分の好みがはっきりわかる
ショールームに行くと自分の好みがはっきりわかります。
例えば、浴室の色は清潔感がある白系の明るい色が好きだった方がショールームへ行き、落ち着いたダーク系のユニットバスが一番お気に入りになった事例も少なくありません。
水廻りのショールームは、キッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレなどあらゆる商品が数多く展示されています。
結構楽しいと思いますので、是非一度行ってみると良いでしょう!
リフォームするか決まっていないけど見学できるの?
ショールーム見学は、リフォームが具体的に決まっていない方でも行くことが可能です。
担当者を付けずに自由に見学ができる
ショールームは、各メーカーによってサービス内容に差がありますが、まだリフォーム計画が無い場合でも、担当者を付けずにショールーム内を自由に見学することも可能です。
自由にショールームを見学して気になる商品を見つけたら、遠慮なく試して具体的なイメージを膨らますことで、後のリフォームに役立つでしょう。
担当者が商品を詳しく案内してくれる
まだ、リフォームの予定が無くても、担当者を付けて商品の説明をしてくれるサービスもあります。
今後のためにしっかりと知識を付けたいのであれば、担当者を付けることをおすすめします。
また、メーカーが直接お客様に販売する訳ではありませんので、しつこい売り込みは一切ありません。安心してショールームを楽しみましょう。
ショールームは予約を取らないと見学できないの?
アドバイザーなどの担当者を付けるショールーム見学は、必ず予約をしなければなりません。
平日であれば比較的空いていますので、飛び込みで担当者を付けられる店舗もありますが、少しでも説明を聞くかもしれない可能性を考えると、予約をした方が無難です。
土曜日や日曜祝日は、どの店舗も混み合います。特に人気がある繁盛店舗は、先着順でフリー見学に制限が掛る可能性もありますので、事前に確認だけでもしておくことをおすすめします。
リフォームを近いうちにする可能性がある場合
リフォーム業者をまだ探していなくても、近いうちにリフォームする可能性がある場合は、いくら掛るのか気になるでしょう。
キッチンやユニットバスは大きさにより値段が変わりますので、具体的に費用を知りたい場合は、ショールームへ行く前に寸法を調べておくことが必要です。
キッチンの寸法を測るところ
キッチンのリフォームは、既存の大きさによって選べる商品が限られますので、値段やデザインも変わってきます。実際に寸法を測っておけば、より近いイメージで使い勝手を試すこともできます。
【キッチンの寸法を測るところ】
- キッチンの幅
- キッチンの奥ゆき
- キッチンの高さ
- 吊り戸棚の高さ
浴室の寸法を測るところ
浴室のリフォームも、既存の寸法と同じ大きさの入れ替えが殆どですので、選べる商品に限りがあります。天井裏の寸法など業者さんでないと測れないところもありますが、最低限の採寸でも大丈夫です。
【浴室の寸法を測るところ】
- 浴室の縦横の寸法
- 浴室の天井高
- 窓がある浴室は窓の寸法
- ドアの位置
ショールームへ行く前に便利なチェックシート
各メーカーごとにキッチンや浴室の寸法を書き込めるチェックシートを活用ください。
TOTOのショールームへ行く方はこちらをダウンロードしてください
リクシルのショールームへ行く方はこちらをダウンロードしてください
まとめ
リフォームする時に、イメージと違う風になってしまったというトラブルを避けるには、ショールームへ行きしっかりと商品を確認することが重要です。
具体的にリフォーム業者さんを決める場合、ある程度イメージが付いた状態と全く知識が無い状態では、見積書の理解度が大きく違ってきます。
優良なリフォーム業者を判断する意味でも、ショールームへ行って商品知識を身につけることがとても大切です。
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