リフォームで憧れの新しいシステムキッチンにしたのに、高さが合っていなく使いにくいなんてとても残念です。
何十年もこれから使うキッチンに交換したのは良いけど、高さ選びなどちょっとした選択を間違えて損することは絶対避けなければなりません。
高さが合っていないキッチンはとても不便で苦痛
キッチンがあなたの身長に合っていない場合、背が低い方は色々な作業がやりづらかったり、届かなくて不便だとかあると思います。
また、背が高い方は低いキッチンですと腰に負担がかかり、長時間の作業がとても苦痛になってしまいます。
キッチン選びはあなたに合った高さでのリフォームが可能で、基本的にキッチンの高さを選ぶヒントは、身長÷2+5センチがといわれています。
- 身長150センチ 80センチ
- 身長160センチ 85センチ
- 身長170センチ 90センチ
出典 http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/hint/system/
吊り戸棚(ウォールキャビネット)の高さも大事
踏み台を使わないと、届かないようなキッチン収納は、普段使っている部分が少なくとてももったいないです。
特に最上段は使わないもののばかりあって、収納として機能していない状態になっているのは皆さん同じだと思います。
ウォールキャビネットは、キッチンリフォーム時に収納力の意味でも、あなたの身長に合わせた使いやすさとしても、60センチ、70センチ、90センチと色々な高さを選ぶことができます。
また、ダウンウォールなど収納の中が届くところまで下りてくる便利なものもあるのです。
ダウンウォールとは、収納の中が目線付近まで降りてくる、便利な機能で、収納自体が収まるものから、食器の水切りがそのまま収納できるものなど、メーカーによって市バリエーションが豊富です。
レンジフードの高さだけは好きな高さにできない事も
キッチンの高さを決める部分で、案外忘れがちになるのはレンジフードの高さです。
システムキッチンを選ぶとき、台の高さや吊り戸棚の高さをオーダーできるのであればレンジフードもできると思っているのであればそれは違います。
お住まいの地域によって多少の差がありますが、一般的なシステムキッチンのレンジフードは、80センチ以上離さなければならず、100センチ以内に設置しないといけない決まりがあります。主に80センチというのは防火の問題で、100センチというのは主に排気効率の問題などです。
ということは、レンジフードの高さを上げたり下げたりできる限度があるので、それぞれ好きな位置にできるわけではないのですね・・・
(お家の天井の高さは、一般的に床から天井まで2.4m、2.7m以上あるお家は高い方です)
レンジフードの高さ問題は夫婦の身長差も影響する
料理を全くしないご年配の男性には信じられないかもしれませんが、最近では奥さんと旦那さんがキッチンに立ち、料理を楽しむという夫婦が増えてきています。
レンジフードの高さを決める条件を満たせる場合でも、問題が起こることとは夫婦間の身長差です。リフォームでキッチン交換する際、キッチンを共有する夫婦の場合は、なかなか決まらない場合が多いのです。
旦那さんに合わせてレンジフードの高さを高くすれば、奥さんがスイッチが遠くて大変、奥さんに合わせ低くすると旦那さんが目の前にスイッチがあり、いつも頭をぶつけるというわけですね。
キッチンのレンジーフードは、リフォーム業者さんに既存位置からの変更が可能かどうかを確認してもらうことと、ショールームで実際に体感して、ご夫婦でちょうどいい高さを確認できれば一番良いと思います。
まとめ
最近のキッチンはたくさん種類があって、機能も素晴らしいものが多く、どれにしようか本当に迷ってしまいます。
キッチンのリフォームは、そのままでもとても便利ですが、今まで合っていなかったキッチンの高さ、吊り戸棚の高さ、レンジフードの高さなど合わせることによって、あなたにとって更に便利なシステムキッチンとなるのです。
キッチンのリフォームは何十年と長く使うものですので、あなたにとって最適な空間にして、使いやすいキッチンが完成できるといいですね。
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