電気のスイッチやコンセント交換の費用を抑えるにはリフォーム時がお得

クロスの張り替えは、汚かった壁や天井が見違えるほど綺麗になりますので、とても満足度が高いリフォームのひとつです。

しかし、壁や床を大々的にリフォームしたものの、イマイチしっくりこない事も少なくありません。

原因は、電気のスイッチやコンセントを交換していない事かもしれません。

今回は、電気(照明)のスイッチやコンセントの交換工事の必要性や費用についてまとめてみますね。

電気のスイッチやコンセント交換を考えなかった理由

リフォーム時に、スイッチ及びスイッチカバー、コンセント(差し込み口)及びカバーの交換をせず、交換しておけばよかったと後悔する方がたくさんいます。

まずは、リフォームの見積もり段階で、照明のスイッチやコンセント交換をしなかった方の理由をいくつかあげてみましょう。

  • 故障しているわけではなくまだ使用できるから
  • 交換してもそんなに見た目が変わらないのでは?
  • リフォームの担当者から提案がなかった

それでは、一つずつ解説してみましょう。

故障しているわけではなくまだ使用できるから

照明やコンセントが故障しているわけでなく、問題なく使えるからという理由で交換しない方は多いです。

確かに機能として使えるのであれば何も問題ありません。

しかし、将来的に故障したところを数か所ずつ都度交換するのは、とても割高になるという事を覚えておきましょう。

また、故障したところから順次交換していったお宅は、各部屋ごとに種類やメーカーが違い、統一感が無いことがよくあります。

結局複数ヶ所交換するなら、あの時、全て統一して交換しておけばよかったと後悔する方も少なくありません。

交換してもそんなに見た目が変わらないのでは?

スイッチやコンセントを交換しなくても、リフォームの仕上がりに差が出ないと思っている方は結構多いです。

しかし、20年~30年経過したスイッチやコンセントは、必ずと言っていいほど黄色く変色しています。

また、仮に綺麗な状態が残っていたとしても、現在一般的に流通しているスイッチやコンセントのデザインと比較すると、とても古臭く違和感があります。

黄色く変色したスイッチやコンセント、もしくは古臭いデザインのスイッチやコンセントは、真新しい綺麗なクロスの仕上がり感が損なわれてしまいます。

スイッチやコンセントの存在感をなるべく消すことで、綺麗な壁のリフォームに違いが出るのです。

リフォームの担当者から提案がなかった

一番多い理由は、リフォーム会社の担当者からスイッチやコンセント交換の提案が無かったことです。

築年数が経過している住宅で、大々的にリフォームをするお宅の場合は、「一緒に交換した方が良いです」と提案される事が多いです。

しかし、部分的なリフォームやクロスの交換だけの時は、なぜか提案されない事があります。

クロスの仕上がりや他の工事ばかりに目を向け、スイッチやコンセントを交換することを疎かにしているリフォーム業者さんが比較的多いです。

提案されなかったことにより、仕上がり時の不自然さから、スイッチやコンセントの交換をしておけばよかったと後悔する方も少なくありません。
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スイッチやコンセントを交換を自分でやってもいいのか?

電気のスイッチやコンセントの交換は、あとからやろうとすると、かなり値段が高いことに驚くと思います。

ですので、値段が高くなってしまう事から、自分で部品を購入しDIYでやろうとする方がたくさんいます。

スイッチやコンセントの交換は、DIYではできない

電気のスイッチやコンセントの交換は、電気工事士の資格が必要ですので、現実的にDIYで安く済ませることはできません。

スイッチプレートの交換やコンセントの交換は、比較的簡単にできてしまう工事ですが、電気の知識はとても奥が深いものです。

安易にDIYに挑戦した結果、漏電したり、配線に負荷が掛ったり、最悪の場合は発火した事例もあるので、必ず電気工事士の資格を持った人でなければ工事をしてはいけません。

電気のスイッチが浮いてる、電気のスイッチが陥没している、コンセントがゆるい、コンセントが欠けているなど、このような箇所があった場合、安全のため必ず交換をしましょう。

スイッチやコンセントの交換で費用が一番得なのはリフォーム業者

スイッチやコンセントの交換費用は、全国的に高いので、お住まいの地域相場はどれくらいなのか気になりますよね。

地元の電気工事専門業者、ヤマダ電機やケーズデンキ等の量販店、またはお住まいの地域のホームセンター等に壁の照明スイッチやコンセントの交換を依頼すると、1か所5,000円~6,000円が相場になります。(もっと高額なところは1か所7,000円も)

また、業者さんによっては、「1か所あたりの工賃+出張費」で、2~3ヶ所やっただけでも2万~3万円程度掛るところも存在します。

MEMO

電気のスイッチやコンセント交換は、リフォーム業者さんに依頼するのが一番お得です。

なぜなら、有資格者を抱えているリフォーム業者が多いことと、他の工事との兼ね合いで値引きが期待できるからです。

有資格者を抱えているリフォーム業者が多い

リフォーム工事専門の大工さんや内装屋さんは、電気工事士の資格を持っている職人さんが多いです。

スイッチやコンセントの交換だけを電気工事業者に依頼するよりも、有資格者を抱えているリフォーム業者は確実に安くなる事が多く、1か所あたり2,000円~3,000円程度にしてくれる所も多いです。

なぜなら、本来の大工工事や内装工事のついでに交換することができるため、最小限の費用で交換が可能だからです。

リフォーム会社さんが見積もりした金額が極端に安い場合は、有資格者が工事するか確認しましょう。

なぜなら、スイッチやコンセントの交換ができる無資格の職人さんもいるからです。

他の工事との兼ね合いで値引きが期待できる

リフォーム業者さんにスイッチやコンセントの交換を依頼するとお得な理由は、他の工事との兼ね合いで、値引きが期待できるからです。

クロス張替え、間取り変更、フローリング張り替えなど、大掛かりな全面工事になる程、スイッチやコンセントの数から大幅な値引きが可能です。

300万円から500万円の大掛かりなリフォームですと、スイッチやコンセントの交換費用を、まるごと値引き対象にしてくれるところもあります。

工事完了後の違和感から、後にスイッチコンセント交換の追加工事を依頼しても、お得な価格になることはないでしょう。

なぜなら、大掛かりな本工事を受注したいという前提があることで、スイッチコンセント交換の値引きできるからです。

家中のスイッチやコンセントの数はどれくらい?

家中のスイッチやコンセントの数って、細かく数えたことがある方は少ないと思います。実際、3LDKでもスイッチやコンセントの数は、通常約40か所くらいはあります。

照明スイッチ その他スイッチ コンセント その他コンセント
玄関・廊下 2~3か所 1か所
リビング 1~2か所 2~3か所 エアコン1か所
洋室(1) 1か所 クローゼット1か所 2~3か所 エアコン1か所
洋室(2) 1か所 クローゼット1か所 2~3か所 エアコン1か所
和室 1か所 2~3か所 エアコン1か所
キッチン 1か所 換気扇1か所 1~2か所 冷蔵庫1か所
浴室・脱衣場 1か所 換気扇1か所 1か所 洗濯機用1か所
トイレ 1か所 換気扇1か所 温水便座用1か所

3LDKすべての電気スイッチとコンセントの交換を、専門の電気工事店に依頼する場合は、約40箇所×5,000円で20万円程。

しかし、他の大掛かりなリフォームとの兼ね合いで、業者にスイッチやコンセント交換を依頼すると、約40箇所×3,000円で12万円程になります。

1か所2,500円に抑えてくれた場合は、なんと10万円程度と半額になることもあります。

リフォーム時には、電気のスイッチやコンセント交換が、一般的な相場の半値になることは、決して珍しいことではありません!

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まとめ

あまり気にも留めていなかったかもしれない電気のスイッチやコンセント交換についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

もし、リフォームの完成度を高めたいと思うなら、是非スイッチやコンセントの交換を検討してみましょう。

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