トイレを交換したのに臭いが取れない!内装リフォームでニオイを解決

トイレリフォーム業者

トイレの交換する時期は、一般的に15年から20年くらいといわれております。

年数が経過すると、タンク内でポタポタ水の音がしたり、レバーが元に戻らず水が流れっぱなしになったり、多くの不具合が発生します。

トイレの交換を決断する方の殆どが、複数個所の調子が悪くなった事と、掃除してもトイレの臭いが取れない事などが重なるタイミングです。

トイレを新品に交換すれば、使いやすい最新のトイレに満足すると思いますが、便器を交換しても臭いが取れない場合が多くあります。

なぜ便器を変えても臭いが取れないのか?なぜ内装もリフォームをした方が良いのかを、詳しくまとめてみましょう。

トイレを交換しても臭いが取れない原因

トイレのニオイ

トイレを新品に交換したのに、なぜかトイレの臭いが消えないと多くの方が悩んでいます。トイレの臭いが取れない原因は主に3つあります。

  • トイレの便器と床の間に臭いがついている
  • 壁や天井に臭いがついている
  • 換気扇に臭いがついている

それぞれ原因を解説してみましょう。

トイレの便器と床の間に臭いがついている

トイレで最も臭いが取れない箇所は、床と便器の間です。男性が原因である尿の飛び散りによって、床には取りきれないアンモニア臭がついてしまっています。

特に便器と床の隙間には汚れが溜まりやすく、長年の汚れがこびりついてしまっていますので、臭いの原因となる床材は張り替える事をおすすめします。

新しく便器を交換する際、昔の便器と比べると形状がか変わることが殆どです。

必ず床には汚い跡が残り、見た目が悪くなってしまいますので、クッションフロア等の張り替えをおすすめします。

壁や天井に臭いがついている

飛散してしまった尿は、蒸発したアンモニアが壁や天井に付着して、臭いの元となる物質が常に出ているから、いつまでも臭いといわれています。

特にアンモニア臭は空気よりも比較的軽いために天井まで達してしまいます。ですので壁のクロスだけではなく、天井もクロスの張り替えをおすすめします。

換気扇に臭いがついている

マンションですと、臭いを取るための換気扇も原因の一つです。マンションは戸建と違い小窓が無いため、臭いの除去は換気扇に依存しています。

換気扇の吸いが悪い場合、殆どがホコリが大量に溜まっています。ホコリがたっぷり詰まっている状態ですと、そのホコリにアンモニア臭が吸着して、雑菌が繁殖してしまうのです。

換気扇の掃除をしっかりしても吸い込む力が弱い場合は、換気扇の交換も検討した方が良いかもしれません。

以上の事を踏まえますと、トイレの交換のタイミングで、内装工事までしっかりと綺麗にすることをおすすめします。

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トイレ交換の業者選びはどこに頼むべきか?

トイレの交換は、町の水道屋さんや全国展開している水のトラブルに対応している会社、トイレ交換だけを専門としている会社などがあります。

それぞれ、トイレに関しては専門知識があり、急なトラブルにも早急に対応してくれるのはありがたいですね。

しかし、トイレ交換だけではなく内装工事もする場合は、内装工事会社を別々に発注しなければなりません。

おすすめは、トイレ交換も内装工事もすべて1社が窓口となり、複数の業者をまとめられるリフォーム業者が良いでしょう。

トイレの交換費用と内装工事費用はどれくらいかかるのか?

トイレ交換

おすすめのトイレと交換費用

便器のメーカーと言えば、TOTOやLIXILが1位2位で人気があります。TOTOではピュアレストQRやピュアレストEXで、LIXILではアメージュZが一番お求めやすく人気の商品です。

一般的な手洗い付きトイレに、別メーカーの安価な温水洗浄便座がついているものは、工事費込みで総額10万円くらいで工事している業者も数多くいます。

同一メーカーのセットですと、工事費込み総額15万から20万円程度のグレードが最も売れている商品と考えてよいでしょう。

トイレのグレードは上には上があります。30万円から50万円するものもありますが、10万円程度のトイレでも十分に機能が備わっていますので、予算に応じて選びましょう。

トイレ交換に掛る総額費用は、便器の本体セット、温水洗浄便座、撤去費用、取り付け工事費用などです。

トイレの内装工事費用

臭いの原因が壁や天井なので、トイレのクロスは臭いを防止する機能性クロスがおすすめです。

サンゲツのルームエアーという壁紙は、クロス表面に加工がしてあり、化学反応によって臭いを吸着させます。

 

しかも消臭効果が10年続くと言われています。

機能性壁紙は、一般的な量産クロスと比べると20%から30%割高ですが、トイレ内の㎡数を考ると値段よりも機能性を優先すべきでしょう。

トイレは狭いので㎡数で換算すると、職人さんの儲けは全くなくなってしまいます。よって、一般的には㎡数の差があっても、狭小部の場合は一律の料金で工事する業者が多いです。

クロスの職人さんは、床のクッションフロアも施工できる場合が多いので、床のクッションフロアとクロス張替えのパックで、安いところで4万円から5万円です。高くても6万円から8万円でおさまるでしょう。

トイレリフォームはトータルで費用はどれくらい?

トイレリフォームはトイレの価格と内装工事全て合わせて、15万円から25万円が一般的な相場でしょう。

業者によっては、トイレリフォームはパック料金になっている場合があります。

どこの商品を使っているのかが不明瞭な会社もありますので、必ず見積書の内訳を確認しましょう。
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トイレを全てリフォームする手順

業者によって多少手順や時間が違いますが、トイレ内のリフォーム手順と、大まかなタイムスケジュールを参考にしてください。

  • 9:00
    既存の便器を撤去
    トイレを交換する職人さんがまず便器をはずし、必要に応じて給水管の段取りをします。撤去した後は取り付けまで待機しているか、近くの別現場に行く場合もあります。
  • 10:00
    床材の剥がし
    トイレの床がCF(クッションフロア)の場合は、まずは剥がします。剥がした段階で、下地のベニヤに強い臭いがある場合は、洗浄することもあります。
  • 10:30
    クロス剥がし
    タオルかけやトイレットペーパーホルダー、換気扇のカバーなどはずし、壁や天井の壁紙を剥がして下地にパテをかけ調整をします。
  • 11:00
    換気扇の掃除
    換気扇内にホコリが詰まっている場合は、ホコリを除去します。こちらの作業はサービスでやってくれる場合と、別途料金が掛る場合があるので事前に確認をしましょう
  • 13:00
    クロス、CFの仕上げ
    天井と壁のクロス張りが終わったら、クッションフロアを貼り、巾木なども必要に応じて張り替えます。
  • 15:00
    便器の取り付けと漏水確認
    内装が仕上がった後に、新しい便器を取り付け、水漏れがや各動作確認をチェックします。
  •  
  • 16:00
    工事完了
    既存のクロスや床材、配管の不具合がある場合は、1時間程度過ぎる可能性もあります。

ここまで、全ての作業を合わせても、1日で完了します。

9:00から16:00過ぎまでは、トイレを使用することができませんので、どこで済ませるのか、事前に考えておきましょう。

まとめ

トイレ交換のタイミングで内装もリフォームした方が良い理由をまとめてみましたが、いかがでしたか?

トイレのリフォームは、高額なトイレを取り付けて内装を手掛けないより、その予算を少し内装工事に回してグレードを下げた方が良いです。

同じ予算でも、内装を含めたトイレリフォームの方が、やって良かったという満足度が高いのは間違いありません。

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